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  • 執筆者の写真Yuko Yamazumi

【アラブ雑記】断食月(ラマダン)

更新日:2020年5月7日

イスラーム教徒が毎年イスラーム暦第9月(ラマダン月)に行う断食が4月24日から始まりました。約1ヵ月に亘り、日の出から日没までの間の飲食等が制限されます。


日没後の食事はイフタール(アラビア語で朝食の意を指す)と呼ばれ、家族や親類で賑やかに食卓を囲むのが恒例です。今年は、新型コロナウイルスの影響を受け、アラブ・イスラーム諸国でもラマダンの様子が一変しているようです。


日没後の断食を解くものとして、一杯の水とデーツ(ナツメヤシの実)が食されます。

今ではデーツ(ナツメヤシ)が低GI食品であり、緩やかに血糖値を上げてくれることが解明されていますが、古来から先人たちはデーツ(ナツメヤシ)の効能(消化酵素を活性化させる)を経験として知っていたのだと言えるのではないでしょうか。



ラマダン期間中とラマダン明けの休暇(イード)では、日本で言う「あけましておめでとうございます」的な挨拶を交わし合います。

こちらの画像は、「今年も皆様が健やかでありますように!」という意味のアラビア語が書かれている年賀状のようなものです(背景は、カーバ神殿に集まる人々の写真です)。

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